これを観ずには死ねないと公開を待ち続けていた「影裏」を観てきた話

公開を待ちに待ち続けてきた「影裏」を初日(2/14)に観ました。

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「ゆるふわBLと言えなくもない」「BLを匂わせてるけどそうでもない」などと原作小説が言われていると知って、「なんとなくBLっぽい空気を感じられるけれど、ダイレクトに同性愛表現は無い作品ってことね! なるほど!」と予想していました。

…BLっぽい空気どころか完全な同性愛映画です、有難うございました(匂わせBL的な作品を予想して行ったため何故か逆に戸惑いました。 いや、全然悪くないんですよ、むしろ匂わせBLかと思いきや男女恋愛オチだったら死んでくれと思う人間なので私は)。

最初から凄いんですよ。

女優のおっぱいレベルで綾野剛のパンイチ下半身写しすぎ。その映像からして「めっちゃゲイものっぽいですけど、これ本当にBL風で止まります? 大丈夫です?(?)」みたいな。

どう見ても性的な視線です、カメラが綾野剛の下半身を性的に舐めまわすように見ているのが分かりすぎて「いいの? これ、綾野剛と無関係な人間が見ても大丈夫な映像? ほんとに見てもいい? 我々、有罪じゃない? 綾野剛を性的消費してる罪で有罪なのでは????(今更過ぎる気もする)」と思いましたね、正直。

最後の方、書類の中の名前を見て泣くところって一番大事なオチのような気がするんですが、一回見て理解できた人のほうが多いのでしょうか。

申し訳ない、理解力(解釈力?)低すぎました私。

私は全然分からなくて、というか書類の文字が全体的に見えづらくて「ん? ん? この書類の意味するところは? あっ、泣いてる、あの、ちょっと待って、書類よく見えなかったし事情を察する時間を観客にもちょうだい…」と思いました。見えない見えない。老眼のじいちゃんばあちゃんの気分を味わいました。よく見えない書類で話が進んでしまう哀しみ。

次に観る時には前の方の席で観ますね…梅田ブルク7で観たけれど真ん中くらいだと(私は)厳しかったです…。

あと、ラストに突然出てくる恋人(平埜生成)。

出てきた瞬間、本当に「は!? どういうことなの!?」となりました。「東南アジアの出稼ぎ青年出てきたやんけ、なんやねん、今野くん(綾野剛)男の好み変わりすぎじゃないの!?!?!?」と思ったのは私だけではないと思うんですけど、どうですか。

全く根拠の無い言いがかり的な私の勝手なイメージですが「今野くん(綾野剛)が性的に好きになる男の顔はコレじゃねえわ………」という……

塩ラーメンばかり好んで食べてきて、突然「味噌ラーメンも美味しいよなー」と思うことはあっても、最後に選ぶのは塩ラーメンなのでは? 根源的な好みから人は逃れられないのでは? いや、そうでもないか…………(混乱)

私は「怒り」で妻夫木聡×綾野剛にすっころんだわけですが、「怒り」ほどの心臓鷲掴み感は無かったです(何回か観たら違う感想になるのかもしれない)。それでも良かったですねー、何回観に行きましょうかね。

映画館で観られる内に何度か観ておきたいと思います。

(以下 追記) 2回目を観てきたのですが(ちゃんと前方の席で食い入るように観た)最後の書類の名前で泣くという心の動き、どう解釈したら良いのか私にはやっぱり分からなかったです。完全な正解なんて無いのでしょうが。

日浅が生きているのか死んでいるのか問題(?)は、最後の川のシーンで今野が川の向こう岸に日浅の幻を見るシーンで「日浅は死んだのだな」と私は思いました。川の向こうはあちら(死者)の世界かと。

あと、やっぱりBLですね(冷静になった)。

綾野剛の儚げ演技はなんでいつも猫背で囁くように喋るんかなー綾野剛がイメージするゲイはこういう感じってことか? 現実のゲイとは違う気がするなー………あっ、なるほど、リリカルBLの受みたいな儚げ青年(それは腐女子が思い描く幻だと個人的には思うが)をイメージしてるのか? そういえば相手役が松田龍平って時点でBLだわな。同性を惑わすような視線のミステリアス青年だもんな………という。

(他の方の感想を見てないのでめちゃくちゃズレた感想だったらすみません。まぁ、ここは映画感想ブログではないので……)