思い出のアップルパイアラモード(とピラフ)

新阪急ホテルが営業終了するそうで。

営業終了の対象となる施設は、大阪新阪急ホテルに加え、第一ホテルアネックス(東京都千代田区)、梅田OSホテル(大阪市北区)、千里阪急ホテル(大阪府豊中市)など。3年度から順次営業を終了し、大阪新阪急ホテルは6年度末ごろ、千里阪急ホテルは7年度末ごろの閉鎖となる。

大阪新阪急ホテルなど6ホテルの営業終了へ 阪急阪神ホテルズ - 産経ニュース

実は新阪急ホテルというと未だに思い出すものがあるんです。

それがアップルパイアラモード。

「イベント帰りに新阪急ホテルでアップルパイアラモードを食べた」という記憶が私の中に強烈に残っていて、いつか再び食べてみたいと思ってたんですよね…。

イベントというのはもちろん同人誌即売会です。インテックス大阪でのシティの帰りですね、ホテルの中のカフェ的なところで食べたんだと思うんですよ。25年くらい前の話です。

「思うんですよ」と曖昧なのは、まず私の中に「ホテルのカフェで飲食する」という発想は昔も今も無いので(なんせホテルと縁が無い)、当時の友人が連れて行ってくれたんだと思うんですよね。今、考えると「ようやるわ」と思うわけなんですが、何だったんでしょうね、若さゆえの勢いですかね。

アップルパイはよくありますよね、割とどこでも。

そのちょっと高級な場所で食べたのはアップルパイではなくアップルパイアラモードだったんですよ。当時も「アップルパイアラモードって何!?」と思った記憶が有るのですが、確かプリンアラモードのプリンがアップルパイになってるようなもので、豪華だった(アップルパイとアイスクリームだけではなく果物などがのっていたような気がする)と思うんですよね…。そしてとても美味しくて感動した記憶が有るんですよ。

で、「へー、新阪急ホテル閉まるんや。じゃあ思い出のアップルパイアラモードを最後に食べに行きたいなぁ」と思って検索しました、「新阪急ホテル アップルパイアラモード」で。

なんと、そんなものはこの世に存在しなかった。

いや、そんな情報はこのWorld Wide Web上には存在しなかった。

(かなり古い話なのでメニューが廃止されてるのはもちろん想定済みだったのですが、ブログなどで誰かがそれっぽい記述を思い出として残しているかと思ったのに情報の欠片も無くて驚いたわけです)

「嘘やん…」と思って「大阪 アップルパイアラモード」で検索すると帝国ホテル(大阪)でアップルパイアラモードを食べることが出来るような話が引っかかったのですが、場所的に絶対に違うんですよ。

あと、大阪をあえて外して神戸だとポートピアホテルでもアップルパイアラモードを食べられるようなんですよね。

昔のことですし、私が同人を始めた頃はまだ神戸国展で大きなイベントをやっていた時代ですから、記憶違いで神戸だったのかも?と一瞬考えましたが、いやいや、ポートピアホテルへ行った記憶が無いんですよね…違うと思うんだな多分……(断言は出来ない)。 そして、どこのアップルパイアラモードの画像を見ても「違う、これじゃない」なんですよ。 「温かいアップルパイに冷たいバニラアイスクリームをのせたものがアップルパイアラモード」らしいのですが、私が食べたアップルパイアラモードはそんなシンプルに洗練されたものではなくて、プリンアラモード系統なんですよ…夢が有る感じの…でもホテルなので高級感がある感じで。

うーん、記憶が美化されてしまったんでしょうか。

私の脳内の「新阪急ホテルでアップルパイアラモードを食べた思い出」は夢だった…?

いやいや、どこかのホテルのカフェだか喫茶だかで食べたことは間違いないんですよ。その食べた時の会話も何となく覚えているので。(でもそれを誰と話したかまでは覚えてないんですよね…あまりにも昔過ぎる…。私以外に数人いたはず) 今風(?)の洗練されたアップルパイアラモードじゃなくて、あの頃のちょっともっさりしたアップルパイアラモードをもう一度食べたかったのですが、その夢は叶わなさそうです。

今、新阪急ホテルのカフェのサイトのケーキを見ても「別に…」って感じなんですよね(失礼)。なんか違うんですよ。

行ってみるべきかもしれませんが、行ってガッカリしてしまったら私の中の「新阪急ホテルで美味しいアップルパイアラモードを食べた」思い出が上書きされるわけで、それは悲しいんですよね。

もっと早い段階で確認しに行っておくべきでした。

この件で更に思い出した子供の頃の記憶が有るんです。

昭和の時代、伯母に連れられて従妹と一緒に大阪のホテルでの藤城清治氏の影絵の展示を観に行ったことが有って、そこのホテルで食べたピラフがとても美味しかったんですよ。

お皿の上に上品なピラフがのっていて、銀色のソースポットに入っている何か分からないソースをかけて「何かよく分からないけど美味しいなー」と子供心に強烈に残ったという………これがどこのホテルか覚えてなかったんですよね。

梅田からバスに乗って移動したことは覚えていて、「どこだったんだろうな」と思ってました。

今回ちょっと検索したら、なんと藤城清治氏のファンの方が昔の展覧会データを載せられてました。

大阪ロイヤルホテルで影絵展があったとはびっくりですが、

その文章はさらに驚きのものです!

昭和54(1979)年から毎年開催ということは、この1986年の時点ですでに8年連続。

1986大阪ロイヤルホテル展チラシより(重要な追記あり+6画像追加)  | 藤城清治ファンのページ

これで間違いないです。こういうデータをネットに上げてくれる人がいるのは本当に有難い。

ということで、私が食べたピラフは大阪のロイヤルホテルで確定です。

で、今はリーガロイヤルホテルになってるんですね。すみません、リーガロイヤルホテルの名前はもちろん把握してましたが、自分の記憶のホテルと全く一致してませんでした。 昭和の時代の話なので、ロイヤルホテルのピラフをもう一度食べたいといっても難しいわなーと思っていたのですが、なんとびっくり、リーガロイヤルホテルのサイトに驚きの記述が!

海の幸のピラフ

長年受け継がれ愛されてきた、リーガロイヤルホテル伝統のピラフ。 カニ、ホタテ、エビなどのジューシーな旨みと、ほのかにショウガが効いた風味が口いっぱいに広がります。

こ、これか……!?!?!?(そんな豪華だった記憶はないのですが…むしろ割と地味なビジュアルだった記憶)

1階の「オールデイダイニング リモネ」という店で食べられるそうです。

まぁどう考えても私が食べたロイヤルホテルのピラフとは別物のような気がしますが、知ったからには食べに行かないと駄目ですねえ。