誰も名前が分からなかった物体とコーナンの店員さんの神対応の話

事の発端は去年12月、マンションの大規模補修工事でした。

うちはとあるマンションの一室を別宅として保有しているのですが(要するに誰も住んでないけど不動産として所有している)、そのマンションが老朽化のために全戸強制で下水回りの工事をすることになったのです。

うちは住んでいない上に中には何も無いので(強いて言えば片付けられていないゴミ家財がある)、工事業者さんに鍵を預けてお任せすることになりました。

工事終了後に鍵の引き渡しのために私が立ち会ったのですが、最後の最後、玄関の鍵をかけて「いやー、ありがとうございましたー」と和やかに工事担当者さんと話していると、こう言われたのです。

「住んでおられないし、しばらく来られないんですよね? だったら水道の栓を閉めておきますね」

その時、一瞬「いや、閉めなくてもいいけどな…水道の契約はしてあるし(掃除のために)いつでも使える状態にしておいても別に……でも業者さんが気を遣ってくれているのだから、ここは従っておこう」と思い、閉めてもらいました。 そう…これが始まり………。

水道の大元の栓は家の扉の横にあるガスメーターなどが設置されている金属の扉の中に有るのですが、その扉の鍵を返してもらうのを完全に忘れていたのです。

なんとなく「あの時、バタバタしてたけど鍵とかどうしたんだっけ」と思いながらも何となくマンションに寄る機会が無く、昨日まで放置していました。

昨日、部屋の空気の入れ替えのために久しぶりにマンションの部屋に入ったら、あの水道の栓がある金属の扉の鍵が無いことにようやく気がつきました…(遅すぎる)。

12月の工事での件を今更、業者さんに問い合わせるわけにもいかず(返却連絡が無い時点で業者さんのほうでも恐らく有耶無耶になっている)、これは鍵を新たに購入するしかないなと思ったのでした。

というわけで今日、管理人室へ突撃。(昨日は日曜日だったので管理人さんがお休みだった)

事情を話すと「ホームセンターで売ってますよ」とのこと。

しかし管理人さんもその扉の名前も鍵の名前も分からない。私ももちろん分からない。

「これを持って行って、店員さんに「これと同じものをください」と言えば大丈夫ですよ」と予備を渡されました。

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これ、名前分かります? 私は本当に分かりませんでした。

まずはコーナンPROに行ってみました。

店員さんに見せた瞬間、完全に困惑の表情。

店員さん(若い女性)「これ何ですか…?」

私「マンションの玄関の扉の横にあるガスメーターやら水道の元栓やらがあるスペースの扉を開くための鍵みたいなものなんですけど…」

他の店員さんも呼んでくれたものの、不明。正直、伝わってないっぽい。

「コーナンPROは普通のコーナンよりもプロフェッショナルなのだからマニアックな商品も揃っている凄いホームセンターなんだろうな」と私は思っていたのですが、これは完全に勘違いでした。

逆です、コーナンPROよりも普通のコーナンのほうが商品数多いんですね。

コーナンPROは工事業者さんがササッと必要なものを買い物出来ますよというだけで、珍しい部品とかそういうのは普通のコーナンに行って下さいと言われました。

まぁ仕方なし。20分ほど歩けば普通のコーナンがありますよとのことだったので、そこへ向かうことに…。

予想外に遠くて、更に見知らぬ土地で私があまり普段接したことのない文化圏だったのでちょっと疲れてしまいましたが、無事にコーナンまで辿り着けました。現代はGoogleマップがあるので助かりますね。

コーナンのサービスカウンターでまた同じやり取りをします。

店員さん(若い男性)「これ何ですか…?」

私「マンションの玄関の扉の横にあるガスメーターやら水道の元栓やらがあるスペースの扉を開くための鍵みたいなものなんですけど…」

店員さんが明らかに困惑しており、私も困惑。

まさかそんなマニアックな物体だとは思ってなかった………。

まさか誰も名前が分からないなんて…………。

「鍵用品コーナーのところ見てもらえますか。そこに無ければ取り寄せになります」とのこと。

でも名前も分からないのにどうやって取り寄せ…?

謎の鍵的なこの物体、売り場に何とか存在していてくれ!! 私はもう疲れた!! 取り寄せになって、もう一回ここに来るなんて心が死ぬ(大袈裟)。

……うーーーーーーーーーーん、無い。売ってない。存在しない。

コーナンの鍵用品コーナーで「マジか………」と立ち尽くす私。

12月の私、なんでちゃんと業者さんから鍵を返してもらわなかったんだ…なんでそんなボケてたんだ私…………あっ、そうか、私が別件で心が完全に死んでた時期だった、あの時はそれくらい死んでたから仕方ないな……いや仕方なくも無いか…どうしたらいいんだ………。 どうしようもないので、もう一度サービスカウンタ―に行ってみました。

たまたま、そこへベテランっぽい男性店員さんがやって来ました。

店員さん(ベテラン男性)「これ何ですか…?」

私「マンションの玄関の扉の横にあるガスメーターやら水道の元栓やらがあるスペースの扉を開くための鍵みたいなものなんですけど…」

店員さん(ベテラン男性)「あー、なるほど、探してみましょう!」

なんと優しい…。優しさが身に沁みます。

店員さん(ベテラン男性)「無いですねえ」

私「ですよねー」

店員さん(ベテラン男性)「ちょっとこれ借りますね。ネットで調べてみます」

なんと、コーナンの店舗内に商品が無いのにわざわざ調べてくれるとは!! 普通、こういう時って「そこに無いなら無いですねー」で終わりじゃないですか。それで当然だと思うんですよ。そんなに客に深入りして親切にする必要無いですもんね、普通。

「なんと心優しい男性なんだろう…」と思って待っていたところ、ついにその物体の名前とメーカーを突き止めたことを知らせに来てくれました。

店員さん(ベテラン男性)「これはキーハンドルです!」

私「キーハンドル!!!!」

キーハンドル!! そのまんますぎる名前だけど誰もが全く思い浮かばなかった品名!!

皆さん覚えて下さい、扉を開く鍵的なやつでT字の持ち手がついてる謎の物体は「キーハンドル」です!!!!

店員さん(ベテラン男性)「Amazonで売ってます!!」

私「えっ」

店員さん(ベテラン男性)「Amazonなら一個から安い値段で買えるのでAmazonで買うと良いと思います!!」

私「あ、ありがとうございます!?」

ちょっと優しすぎないですかコーナンの店員さん。凄い。コーナンで取り寄せよりもAmazonで買った方が安いからAmazonで買うと良いですよ!って凄いアドバイスじゃないですか。優しすぎる。神対応じゃないですか。(ちなみに「楽天でも売ってるので楽天でも良いと思います」とまで言われた)

私が探していた画像の商品は「タキゲン」というメーカーの「キーハンドル」で「0061」番でした。(コーナンの店員さんが調べてくれた情報)

いやー、本当にほっとしました。生き返りました。

マンションの管理人さんに貸してもらったスペアのキーハンドルを管理人室へ返しに行って、「これ、キーハンドルって名前なんですって!」とお知らせしておきました。あと、近場のコーナンでは売ってなかったけれど店員さんが探してくれてAmazonで買えると分かりましたと報告しておきましたが、私のこの知見は恐らく管理人さん経由では誰にも伝わらないと思うので、この雑記に書き記しておくことにしました。

コーナンの店員さん、本当に有難うございました!! ホームセンターへ行きたい時はコーナンに行くようにします!!

(「マンションの玄関の扉の横にあるガスメーターやら水道の元栓やらがあるスペース」の名前は「ガスメーターボックス」で良いようです)

[追記] Amazonで買ったキーハンドルはこんな感じで届きました(ゆうパケットでポスト投函)。

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ちゃんとタキゲンさんのパッケージです。有難いです。(これのために精神的にも身体的にも右往左往させられたかと思うと貴重な一品にしか見えない私…)

安心したので、行ってみたかった中津の店へ寄ることにしました。

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前回、偶然にもヤギに会えたりして驚いたキタの北ナガヤのShitenです。

Daily Spice Cafe - Jonのオリジナルスパイス料理とスイーツ -

主催:Jon Polivka

Instagram @jon_pandairuka

営業形態:スパイスの効いた地中海料理 他、世界各国の料理

営業日:第1日曜とその翌日の月曜とその翌々週の月曜

営業時間:日祝 11:00-17:00(LO 16:30) 月 11:00-15:00(LO 14:30)

営業の場所:Shiten 1F

コーナンへの鍵探し旅で予想以上に時間を取られてしまい、到着したのは12:50。

12:50の時点でランチ売り切れでした。予想していたけど早い…(シェアカフェ系あるあるかもしれない)。

おまかせプレートなら出来ますとのことだったので、それをお願いしました。

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確かに美味しい。なるほどなるほど。人生で初めてクスクスを食べたけど美味しい。良かった、クスクスとの出会いが美味しい体験で。 ………ただ、塩分が凄いものがある。そうでないものもあるけど塩分が強烈。明らかに塩辛い。これもシェアカフェ系あるあるかもしれない…何故か味にばらつきがある確率高し……。

スパイスを多用しているのだからそんなに塩を入れなくても素材の味で何とかなるものではと素人の日本人は思うのですが、分かりません。謎。

日本だと白ご飯が割とドンとあるので、おかずの塩分が強くても普通に食べられるんですよね。塩鮭と白ご飯とか最高ですもんね。

でもこのプレート、強いて言うならピタパンが白ご飯的存在なのですがミニサイズなので…。

総合的には美味しいのですが、塩分だけが飛び抜けて気になります。塩分耐性が割とある私が「これは塩辛すぎるな…」と止まるくらいなので、医療的に塩分を控えなければならない人にはかなり厳しいと思いますね…。

ケーキも食べないと評価が難しいので、ケーキも追加で食べてみました。

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これ、桜のチーズケーキなんですが、ここまで書いたからには正直に書き記しておきます。

桜の塩漬けが一応のってはいるものの、桜の風味、要するに桜の葉の香りがほぼ無いので、桜色をしているプレーンなチーズケーキです。 (アメリカの人がイメージする桜のチーズケーキは桜の葉の香りよりも桜色であることが重要なのかもしれない。単なる文化の違いなのかも)

ドリンクは美味しかったです。

家に帰ってから、喉が渇いて渇いて困りました。気のせいではなく本当に塩分が凄かったんですな…。まぁ、それでも行ってみて良かったです。

(しかし、この時の食事がこの日以降の私を苦しめることになるのでした…)