京都の黒染めの専門店で染め直しをしてもらった話

事の発端は生まれて初めてドゥクラッセの服を買ってしまったことなんですよ…。

ドゥクラッセ、それはおばちゃん向けのユニクロと言われている40代以上向けのカジュアル服のブランド(?)。存在は知っていたのですが、今まで特に興味を持たずに生きてきました。

実は今年の夏、私はユニクロのエアリズムのブラトップですら耐えられなくなりつつあったのです。

数年ぶりに新しく買い換えたエアリズムのブラトップ、死ぬほど暑いでやんの!! 馬鹿じゃないの!!(私が)

なんでこんなに暑いんだ、いやいや、明らかに暑すぎだろエアリズムのブラトップ…(と私は本当に怒りでぶちキレるくらい暑いと感じたのですが、どうも世間ではそんな感想は無いようで絶望)

もう本当に耐えられなくなって何とか下着の暑さから逃れる方法は無いのかと苦悩していたところ、ドゥクラッセにブラカップ付きのカットソーがあることを知ったんですね。

なんとカップ取り外し可能(重要)、しかもぐるりとゴムで胴を囲んでいない前だけにブラ部分があるやつ(最重要)で、見た目は普通のさらっとしたカットソー。

「これは発売を待ち望んでいたやつ!! ユニクロですら今まで出したことのないやつ!! 凄い、ドゥクラッセで売ってるんか!!」と喜んでドゥクラッセ店舗まで行きました。

実物を見た瞬間、「Mサイズなのになんか大きいな………?」と思ったのですが、まぁそんなことよりも涼しいカットソーを求めていたので即買いです。

店員さんが「絶妙な丈が良いですよね~」とサービストークをしてくれたのですが、いや、微妙だろと。今時なんなんだこの微妙なチュニック丈は。誰が着るんだよこの微妙な丈のカットソー(買っておきながら言いたい放題)。

そう、おばちゃん向けなので。おばちゃん達が大好きな「体形が隠れる絶妙な着丈ともっさり感ありありカットソー」なんですね…。私も完全におばちゃんど真ん中なんですけども…。

ここで久しぶりにプロの手を借りました。

イオンの中のお直し専門店に持ち込んで、着丈を10cm詰めてもらいました。(着丈70cmの商品を60cmに詰めてもらった)

そして次に気になったのが色。

黒のカットソーなのに真っ黒じゃないんですよ。もちろんダークグレーでもない。

ひと夏、洗濯しまくって炎天下で干した結果、紫外線で焼けましたという感じの「色あせた黒」なんですよ。なんと、ユニクロのTシャツのほうがちゃんと「黒い」レベル。

ドゥクラッセ…黒いものはちゃんと黒くしてくれ…………。

あー、この洗濯しまくって紫外線で日焼けして色落ちしたみたいな黒、嫌だなー。というか、めちゃくちゃ着づらい。新品なのになぜこんな色あせた黒なんだろうか…。着る気がしない……。

悩んだ結果、着丈お直しに続いてプロに黒く染め直してもらうことにしました。(お金かけ過ぎでは?)

まぁ、以前から「プロによる黒染め直し」に興味があったので、この機会に試してみたかったんですね。

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前々から存在を把握していた馬場染工業株式会社へ向かいました。

【京の黒染屋】 京都の老舗、黒染専門店の馬場染工業株式会社 【お洋服の染め直し・染め替え】

https://www.black-silk.com/

なぜここを選んだかというとオタ向け事業をやっていたからです。間違いなく、話がしやすいだろうと。あとは烏丸御池駅から歩いて行けて、事前予約無しで持ち込みオーダー可能だったのが大きいです。

まず言われたのが「熱処理を加えるので縮む可能性」。

ドゥクラッセのカットソーは元々大きめで個人的には「洗濯して縮んでくれないかなぁ」と思うくらいだったわけで(しかし洗濯してももちろん縮まなかった)、これに関してはOK。むしろ本当にちょっとくらい縮んでほしいレベル。

あとはもう一点、綿100%のノーカラージャケットも持ち込んだのですが、「ボタンが割れる可能性が有ります」と。

この綿100%のノーカラージャケット、先日何となく京都をぶらぶらと歩いてる時にMumokutekiで何となく衝動買いしたもので(値段は7,500円くらいだったような気がする)、家に帰ってよくよく見たら黒いジャケットなのにところどころ白い繊維らしきものが混じってたんですね。まぁせっかくなんで今回ついでにやってみようと思ったわけです。

というわけで特に思い入れも無いので(そもそも一度も着たことすらないので)ボタンが割れて他のボタンに交換になっても何も気にしません。

お店に持ち込んだのが9/26、仕上がりの電話連絡を頂いたのが10/7。土日は営業されてないので営業日で計算すると実質1週間くらいですね。早かったです。

そんなわけで今日(10/11)お店へ引き取りに伺いました。私は「店頭に持ち込み&店頭で引き取り」という方法をどうしても選びたかったのでそうしましたが、発送のお客さんの方が多そうです。

まずはノーカラージャケットなんですけども。

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↑これが染める前です。

1011_3.jpg ↑これが染めた後です。

画像の関係で黒が出づらくて「黒さが同じじゃん!」と思われそうなんですが、実際に肉眼で見るとちゃんと全体的には黒くなっています。というか黒く染まる繊維(綿)はちゃんと真っ黒になってるんです実は。

結局、ところどころ混じっている白い繊維は綿じゃないということですね、これ。綿だったらちゃんと黒く染まっているので。

分かりやすい部分だと、タグ(ブランドネームタグ?)はこんな感じで

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完全に黒くなりました。ここは綿だったんですね(糸は染まらない繊維だった模様)。ところが

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洗濯表示のタグは白いままです。綿ではなく化学繊維なので染まらなかったんですね。

ドゥクラッセのカットソーも綺麗に真っ黒にしてもらいましたが、

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タグは白いままです。綿じゃないので染まらないんですね。

ユニクロの黒Tシャツよりも色あせて白みががっていたドゥクラッセのカットソーはユニクロの黒Tシャツよりも漆黒になりまして(まるで喪服のように黒)、ぼんやりした感じが無くなりました。良かった良かった。

かかった染め直し費用はカットソーが2,500円、ノーカラージャケットが5,000円でした。(私は畳んで自力で持って帰るのでアイロン代とかはかけずにオーダーしました)

うーん、安い。自力でどうにもならず、プロにプロの技でやってもらう費用としては安いと思いますね。

今日は平安蚤の市の日だったので、実は服を引き取るよりも先に平安蚤の市を見に行きました。

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初めて行ってみたのですが、さすがにレベルが高いというか選ばれたお洒落レトロ的な古い物が色々有って、見ているだけでもなかなか楽しかったです。

ただ買うかというと買わないんですけども。何故なら買ってもそれを置くところが無いので。そんなお洒落なものを置くお洒落な空間が無いので………。

どうでもいいんですが、どこのだれか分からない子供の古い絵(日記)やら誰かの古い手紙(絵葉書)なんかも売られていて、心の中で震えました。いやいやマジで、そんなもの第三者が売る? えっ、どういうこと? マジで怖いんですけど…。それが古物の世界では普通なのかもしれないですが、私はギョッとしました。

紙モノを処分する時は何が何でも必ずシュレッダーにかけて粉砕してから可燃ゴミとして捨てましょう…。

平安神宮付近まで行くとエーデッガー・タックスに行きたくなります。

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今回は初めて普通にパンを買いました。

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めちゃくちゃ上品なパンでした。高級ホテルのモーニングで出てきそうなパンです。日本の美味しいと言われるパン屋のパンとはジャンルがちょっと違いますね。