乙女なプリンアラモード

月が替わり、またもや京都です。こんなに京都へ行く機会が増えるとは思ってなかったです。

メインはいつものようにルカフェドブノワだったのですが、現地集合ということになりまして私はひろうす(がんもどき)を求めて豆腐屋へ向かいました。

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京都で一番古い豆腐店だという入山とうふ店。「京都で一番古い〇〇」というだけで「あっ、想像つかないくらい老舗ですね…」と分かりますね。創業は文政12年(1829年)だそうです。

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店の感じがもう最高でしたわ。地元密着型の老舗です。

Googleマップのデータでは朝10時開店になってますが、もう少し早いようです(9:30頃と書かれているので9:30開店というわけでもなさそう)。

「朝一で買いに行っても、ひろうすが売られているだろうか…」と心配していたのですが、しっかり売られていました。

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ひろうすが大きい! 入山とうふ店のひろうすの大はかなり大きいです。一般的なひろうすの大はこのお店だと中になります。

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素敵な豆腐店にテンションが完全に上がってしまいまして、朝から色々買い込んでしまいました。普段、ご飯は買わないのに誘惑に耐え切れず「あげ炊ごはん」(350円)を買ってしまったのですが、これがシンプルなのにとてもとても美味しい! 次回行ったらまた買いたい美味しさ!

着いたのが10時頃だったので、まだ商品数がそんなに多くは並んでいない状態でした。色々見たいならお昼以降の方が良さそうな気がします。

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ひろうすの具はシンプルでした。しかし豆腐がみっちり詰まっているので食べごたえが有ります。良いです。

いきなり燃え尽きた感が有りましたが、集合時間までまだ余裕が有ったのでひたすら歩いてみました。

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オープンしていたら飲んでいたのですが、開いてなかったです。残念。

お茶休憩できそうな店を色々と見て回ったのですが、意外と観光客が戻ってきていて朝からどこも繁盛していました。うーん、これからどんどん厳しく(人が多く)なってきそうですね。

仕方ないので「絶対に確実に即座れるやろ!」と勝手に思っていた(ひどい)リベルテ・パティスリー・ブーランジェリーを覗いてみました。予想通り人がいなかったので休憩することに。

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添えられてる大量のクリームを一口食べた瞬間、「あっ、これは高い味…」と思いました。美味しいというか「こんな高い味のするクリームをこんな豪快に盛りましたか…」という。栄養価の高い味がしました。

フレンチトーストとして美味しいかどうかは私がフレンチトースト好きというわけではないので分からないのですが、割としっかり重いです。

そんなこんなでルカフェドブノワへ移動しました。

あっ、途中で平野とうふにも寄ってみましたが、ひろうすは無かったです。ひろうすだけじゃなくてほぼ何も無かったです。

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テーブルの上に植物(枝)が置かれてました。

分かります、分かりますよ…これはアレですよね…オサレ料理画像で何故か写り込んでいる謎の古布とか木の実みたいな写真撮影用小道具ですよね……もはや写真撮影コンセプトカフェみたいなことになってきてますけど面白いのでそれで良いと思います、ええ。

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チーズが美味しい。バターが美味しい。とにかくシンプルに美味しい。

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本日のメイン、プリンアラモードです(期間限定メニュー)。ちょっと分かりづらいですが、プリンがなかなか大きなサイズです。

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こういう画像(を撮るための小道具としての植物)ですよね、分かります分かります。さすがに家ではこんな画像は撮れないので大変楽しかったです。

プリンアラモードはというと個人的にはもう少し味のバランスというか組み合わせというか香りや食感などで捻ってほしかった気はしますが、ここはパティスリーではなくカフェなので、可愛い乙女なプリンアラモードということで楽しめました。

帰りは賀茂とうふ近喜へ行ってみました。

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創業は天保5年(1834年)だそうです。京都の老舗の創業年は凄すぎてよく分かりません。

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ひろうすは小さめですが、ぎっしり詰まっています。料亭なんて行ったことが無いのに「料亭で出てきそうな感じのひろうす」と思いました。